Hola!
こんにちは!
Cómo está?(お元気にしてますか?)
最近のアルゼンチンサッカーの話題は、選手よりも監督の就任の方が興味が湧きます。
例えばポチェティーノがパリ・サンジェルマンの監督に就任したのは大きなニュースでした。
その他に、ここ最近の監督の話題を取り上げたいと思います。
▼エルナン・クレスポ
バルダニートことエルナン・クレスポは、2018年にバンフィールドの監督に就任しアルゼンチンのクラブを初めて率いましたが成績不振の為、解任されてしまいます。
その後、デフェンサ・イ・フスティシアの監督に就任し、2020年1月23日にコパ・スーダアメリカーナの決勝で同じアルゼンチンのラヌースを下して優勝しました。
デフェンサ・イ・フスティシアは2014年に1部に初めて昇格してきた少クラブ。
クラブは初の国際タイトルであり、クレスポ監督にとっても初のタイトルになります。
※コパ・スーダアメリカーナ
コパ・リベルタドーレスが欧州で言うところのUEFAチャンピオンズリーグだとすると、本大会はUEFAヨーロッパリーグに相当します。
クレスポはイタリアでの生活が気に入っていたようで、とあるインタビューでもアルゼンチンに戻るつもりはない、といったような趣旨のことを語っていたのでアルゼンチンで監督をしているのがちょっと驚きです。
今後の展開として、リーベルのガジャルド監督がヨーロッパのクラブに引き抜かれた後の監督にクレスポ就任という流れが予想されます。
※その後、2021年2月に2年契約でブラジルの名門サンパウロと契約。
▼追記 2021/5/22
サンパウロ優勝
2021/5/20に行われたサンパウロ州選手権セカンドレグでライバルのパルメイラスを2-0と下して16年ぶりに優勝しました。
クレスポは就任わずか3ヶ月程でチームにタイトルをもたらしました。これでコパ・スーダアメリカーナについで2つ目のタイトル。
クレスポも勝てる監督の1人になっていくのでしょうか。今後の動向が楽しみです!!
▼ガブリエル・エインセ
ここで何度か監督就任の噂のあるチームを取り上げましたが、2020年12月18日に以外なチームの監督に就任しました。
そのチームはなんとアメリカ・メジャーリーグ(MLS)サッカーの、アトランタ・ユナイテッド。
ちなみに前監督はフランク・デ・ブールでしたが成績不振で解任されたようです。
このニュースはけっこう驚きで、次はヨーロッパのチームの監督になるだろうと思っていたので
「そうくるかー」
といった感じでした。
個人的にはヨーロッパに渡って実績を残し、選手時代のようにビッグクラブを渡り歩いてもらいたかったんですが・・・・
MLSは、海外初監督の経験を積む期間と考えヨーロッパのチームを率いるまでの楽しみとしてとっておきたいと思います。
▼追記
2021/7/18にアトランタ・ユナイテッドはエインセの解任を発表しました。
13試合を消化して2勝7分4敗と苦戦しており、これ以上の改善がみられないとして解任になったようです。
エインセの解任は、成績不振が1番の原因かと思いますが、エインセのスパルタ指導も引き金になったと言われてます。本当のことは現場にいる人しか解りませんが、選手に対しての要求が高く厳しかったのではないでしょうか?
結果が残っていたら解任されることもなかったと思うのですが、結果が残らないと全てが悪い方へ進んでしまうのはどこの国も一緒ですね。
いずれにしろえエインセの監督海外初挑戦は苦いものとなってしまいました・・・
そんなエインセに母国アルゼンチンのラシン・クルブの監督へ就任の噂が流れています(2021/7/26時点)
▼アトランタ・ユナイテッド
2017年にMLSに加入
2018年にはMLS参入後、僅か2年目にしてMLSカップ制覇を成し遂げてます。
ちなみにその時の監督はタタ・マルティーノです。
タタ・マルティーノはこのシーズンに最優秀監督賞も受賞。
*ヘラルド・ダニエル・マルティーノ(タタ・マルティーノ)
選手時代はニューウェルス・オールドボーイズのエースとして活躍し、公式戦通算505試合に出場。
これはクラブの歴代最多記録でもあります。ファン投票によりクラブ史上最高選手にも選ばれている。
在籍時にはマルセロ・ビエルサの指導も受けてます。
監督での実績は申し分なくどこのチームにいっても結果を残してます。
ご存知の方も多いと思いますが、南アフリカW杯のパラグアイ代表の監督でもありました。
日本ではバルセロナ時代の監督のイメージが強くあまりいい印象はないかもしれませんが、
タタ・マルティーノは実績十分の隠れた名将だと思っています。
▼マティアス・アルメイダ
MLSつながりの話題で
マティアス・アルメイダも現在、MSLのサンノゼ・アースクエイクスの監督を務めています。
アルメイダの監督キャリアのスタートは早く、2011-2012シーズンに2部に落ちたリーベル・プレートからスタートします。
1年で1部復帰という大役を務めたんですが、当時会長職にいたパサレラとの関係がうまくいかずに1年で辞任。
その後バンフィールを1年率いた後、2015から活躍の場をメキシコリーグに移します。
2015-2018までCDグアダハラを率いて数々のタイトルを獲得。
リーガMX(メキシコリーグ):1回(2017)
コパMX(カップ戦):(2015,2017)
スーペルコパMX:1回(2016)
CONCACAFチャンピオンズリーグ:1回(2018)
※CONCACAF チャンピオンズリーグは北中米カリブ海サッカー連盟が主催するクラブチームの大陸選手権。ヨーロッパでいうUFEAチャンピオンズリーグ。
実績を十分残し、MSLのサンノゼ・アースクエイクスへ
2020シーズンウェスタンカンファレンスの順位は勝ち点44の8位。
2021シーズン現在(2021/1/25時点)は8位で勝ち点30とMLSでは苦戦していますが、今からの巻き返しに期待!!
アルメイダも長くイタリアを中心にヨーロッパで活躍していたので、監督としても現役当時と同じように華やかにヨーロッパで活躍してもらいたいものです。
コメント