アルゼンチン代表【エミリアーノ・ブエンディア(Emiliano Buendia)】紹介

アルゼンチンサッカー

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カタールW杯2022の南米予選が再開です。9月の開催予定だった9節、10節と延期になっていた6節が開催されます。

南米予選の招集メンバーは30名。コパ・アメリカ2021の優勝メンバーに新たにヘロニモ・ルジ、ファン・フォイス、エミリアーノ・ブエンディア、パウロ・ディバラの4名が招集されました。

https://twitter.com/EM10Buendia/status/1433424697954222091

日程

第9節: 9月2日 対ベネズエラ(アウェー)

第6節: 9月5日 対ブラジル(アウェー)

第10節:9月9日  対ボリビア(ホーム)

9節と10節の間に6節が組み込まれるというかなりタイトな日程です。しかも6節の相手はブラジルでアウェーという厳しい条件。

ベネズエラとボリビアには手堅く勝利し、ブラジルとのアウェーは引き分けでもよいという状況ですが、アウェーとはいえブラジルには勝ちたいところです。

個人的には、ディバラブエンディアが招集されたことに期待感が高まっています。

エミリアーノ・ブエンディア

プロフィール

生年月日:1996年12月25日

出身:ブエノスアイレス州 マルデルプラタ

身長:172cm

利き足:右足

ポジション:攻撃的MF(主に右サイドを担当)

経歴

クルブ・カデッテス(Club Cadetes)から、11歳のときにスペインに渡りレアル・マドリードの下部組織に加入します。

この時に橋渡しとなったのがファン・エスナイデルだそうです。

ファン・エスナイデルはジェフユナイテッド千葉(2017-2019)で監督をしていたあのエスナイデルです

エスナイデルも若くしてスペインのレアル・マドリードと契約した選手でした。

エスナイデルブエンディアとは同郷ということで関係性が生まれたと思われます。

ブエンディアはレアル・マドリードで2年過ごしますが、試合出場機会に恵まれず同じマドリード州にあるヘタフェの下部組織へ加入します。

ヘタフェで順調にキャリアを重ね、2014年18歳の誕生日前に、コパ・デル・レイのエイバル戦でトップデビュー。

2014年は年代別の代表から初めて声がかかりますが、アルゼンチン代表ではなくスペイン代表U19からでした。

スペインU19では3試合に出場しているようです。

2014年にバルセロナと対戦する機会があり、メッシと初めて会話した際に

「アルゼンチン代表でプレーしたいのか?スペイン代表でプレーしたいのか?どっちなんだい?」

と尋ねられたそうで、ブエンディア

「アルゼンチン代表であなた(メッシ)と一緒にプレーしたい」

と答えたそうです。

そして翌年、2015年のニュージーランドで行われたFIFAU20ワールドカップのアルゼンチンU20代表に招集されます。

2016年にヘタフェはスペインリーグ1部に昇格しますが、ブエンディアは出場機会を得られず、2017―2018シーズンはスペインリーグ2部のクルトゥアル・レオネッサへ移籍。

そして翌年、2018年にイングランドのノリッジ・シティーFCと4年契約を結び、イングランドに渡ります。

2020-2021シーズン

https://twitter.com/EM10Buendia/status/1391473160646799371

 2020-2021シーズン、ノリッジ・シティーFCでイングランドチャンピオンシップ(英2部)で優勝に貢献。

ブエンディア自身は15ゴール、17アシストを記録し2020-2021シーズンのチャンピオンシップの最優秀選手に選ばれます。

カタールW杯2022南米予選のアルゼンチン代表にも初招集され、充実のシーズンを送りました。

コパ・アメリカ2021こそ最終的にメンバーから外れてしまいましたが、再度、南米予選のメンバーに招集されます。

2021-2022シーズン

https://twitter.com/AVFCOfficial/status/1414983814665879553

2021-2022シーズンの移籍市場では、アーセナル移籍の報道がされていましたが、最終的にアストン・ヴィラへの移籍でした。

移籍金はチーム新記録となる3840万ユーロ(約50億円)。ブエンディアに対する期待の表れの数字かと思います。

クラブのアイドルであったジャック・グリーニッシュの移籍を見越しての獲得だったと思われますが、ブエンディアにかかる期待、プレッシャーは相当なものがあるはずです。

プレッシャーをはねのけ、プレミアリーグでの成功を祈るばかりです。

最後に

ブエンディアのポジションは攻撃的ミッドフィルダー(主に右サイド)。

視野が広く、左右両足を高いレベルで扱えるのが魅了の1つです。

主にチャンスメーカーとしての能力に長けている印象ですが、得点能力も高いところが見逃せません。

アルゼンチン人とプレミアリーグは相性が悪いイメージがあります。

しかし、ブエンディアはチャンピオンシップで最優秀選手に選ばれた程の選手なので、きっとプレミアリーグでも活躍してくれるはずです。

11歳でスペインに渡り、キャリアを重ねていく様子はメッシに似ています。メッシ程華々しい道は歩んでませんが、少しづつ階段を駆け上っているようです。

世界のトップリーグでこのまま成長してもらい、アルゼンチン代表でも中心選手として活躍してもらいたい!!

 

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