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2021年12月18日(現地時間)
アルゼンチン・チャンピオントロフィー2021【Argentina Trofeo de Campeones2021】がありました。
※コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェッショナル(前期リーグ)優勝のCAコロンとスーペル・リーガ(後期リーグ)優勝したリーベル・プレートとの優勝決定戦)。
新エースフリアン・アルバレスの2ゴールもあり4-0の勝利!!
2021シーズンのリーベル・プレートは、前期は思うような結果が残せませんでしたが、後期リーグは新戦力がフィットし、新エースフリアン・アルバレスの活躍もあり優勝を果たしました。
優勝決定戦でも、前期覇者のコロン相手に圧勝し完全優勝。
2021シーズン充実のシーズンを送ったリーベル・プレート。
優勝決定戦の先発メンバーと注目の選手を紹介したいと思います。
アルゼンチン・チャンピオントロフィー2021
先発メンバー
GK
フランコ・アルマーニ(Franco Armani)
リーベル・プレートの絶対的守護神であり、アルゼンチン代表ゴールキーパー。
2021シーズン公式出場は44試合。
フランコ・アルマーニ ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/アルゼンチン代表%E3%80%80正ゴールキーパー%E3%80%80フランコ/
DF
エクトール・マルティネス(Héctor Martinez)
パラグアイ代表。ポジションはセンターバック。
リーベル・プレート下部組織出身。プロデビューは2018年12月。
その後、レンタル移籍し2021年シーズンからリーベル・プレートに加入。加入後はセンターバックの主軸として活躍します。
アルゼンチン生まれで、U17アルゼンチン代表として2015FIFAワールドカップに出場してますが、母親がパラグアイ人ということで当時(2021年6月)のパラグアイ監督だったエドゥアルド・ベリーソから代表招集の声がかかります。
その後、2021コパ・アメリの対ボリビア戦でパラグアイ代表としてデビューしました。
2021シーズン公式出場は44試合。
パウロ・ディアス(Paulo Diaz)
チリ代表。リーベル・プレートに加入したのは2019年1月。
ポジションはセンターバック。
2021前期リーグからセンターバックの主軸として活躍。
身長は180cmとセンターバックとしては小柄ですが、読みとスピードで勝負するタイプ。
南米の選手らしく体幹がしっかりしていて小柄ですが当たり負けしないのも特徴。
2021シーズン公式出場は36試合。
ロベルト・ロハス(Roberto Rojas)
パラグアイ代表。リーベル・プレートに加入したのは、2019年の1月。
ポジションは右サイドバックとセンターバック。2021前期リーグはセンターバックとして起用されてましたが、モンティエルが移籍(セビージャへ)した後は、右サイドバックでの起用が多くなりました。
2021シーズン公式出場は27試合。
ミルトン・カスコ(Milton Casco)
元アルゼンチン代表(試合出場は2回)のベテラン。
左サイドバックが主戦場で、攻撃的サイドバック。左利きですが右サイドバックもこなします。
今までの活躍の場はアルゼンチン国内リーグで、リーベル・プレート加入は2015シーズンから。
左サイドバックのレギュラーはアンジレッリだと思うのですが負傷などで出場できない場合のバックアッパーとして、まだまだ必要な選手です。
2021シーズン公式出場は36試合。
ファブリツィオ・アンジレッリ ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/caリーベル・プレート選手%E3%80%80-ファブリツィオ・ヘ/
MF
ブルーノ・スクリーニ(Bruno Zuculini)
ラシン・クルブ下部組織出身。若くして(2014年)マンチェスター・シティーに移籍。その後、バレンシア→コルドバ→ミドルスブラ→AEKアテネ→ラージョ・バジェカーノ→エラス・ヴェローナへのレンタル移籍を繰り返します。
リーベル・プレートに加入したのは2018シーズン。
2021シーズンは背番号5をつけ公式戦29試合に出場。
ポジションは背番号どうりデフェンシブハーフ。
エンソ・フェルナンデス(Enzo Fernández)
リーベル・プレート生え抜きのエンソ・フェルナンデス。
2021後期リーグからレンタルバックで戻ってきて、すぐにレギュラーポジションをつかみます。
その活躍が認められカタールW杯2022南米予選13節・14節のウルグアイ・ブラジル戦のアルゼンチン代表に招集されました。
ディフェンシブハーフからセントラルミッドフィルダーまで幅広くプレーできるのが魅力的。
2021シーズン公式出場は40試合。
アグスティン・パラベシーノ(Agustin Palavecino)
2021後期リーグ終盤、特に決定的な働きをしたのがパラベシーノ。
2021シーズン公式出場は45試合し、得点7、アシスト7。
アグスティン・パラベシーノ ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/caリーベル・プレート選手%E3%80%80次の10番候補%E3%80%80アグス/
サンティアゴ・シモン(Santiago Simón)
リーベル・プレート生え抜きのサンティアゴ・シモン。
各年代のアルゼンチン代表に招集されフル代表にも招集されたサッカーエリート。
サイドハーフを主戦場に確かな技術と間合いの取り方が抜群にうまい攻撃的ミッドフィルダー。
2021シーズン公式出場は22試合。
サンティアゴ・シモン ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/リーベル・プレート所属-若手mf-アルゼンチン代表/
ホセ・パラデーラ(José Paradela)
2021年2月にリーベル・プレートに加入。
加入初年度でガジャルドの信頼を得て安定して試合に出場しました。
ポジションはセントラルミッドフィルダー又はサイドハーフ。
左利きのテクニシャンタイプで確かな技術を持ってます。左利きの選手は、球際や走力に不安があったりしますが、球際の競り合いにも強さを発揮しハードワークもしっかりとできるのが特徴。
身長188cmと恵まれた身体も魅力的です。
2021シーズンは公式戦30試合に出場。
FW
フリアン・アルバレス(Julián Álvarez)
リーベルのエースでありアルゼンチン代表でもあるフリアン・アルバレス。
アルゼンチン国内で最も注目されている選手で、ヨーロッパのビッククラブも注視しているアルゼンチンNO1のタレント。
2021シーズンは公式戦46試合に出場し、24得点15アシスト。
フリアン・アルバレス ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/リーベル・プレート所属%E3%80%80期待のfw%E3%80%80フリアン・ア/
その他主力選手
エンソ・ペレス(Enzo Pérez)
2014年ブラジルワールドカップで、ディ・マリアが負傷した後、代わりに出場し活躍したエンソ・ペレス。
記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
2018年FIFAロシアワールドカップに出場予定だったマヌエル・ランシー二(リーベル出身・ウェストハムユナイテッド所属)が負傷した為、代わりに招集もされてました。
2大会連続でワールドカップ出場で、なにかとワールドカップに縁のあるエンソ・ペレスは間違いなく実力者と言えます。
エンソ・ペレスがリーベル・プレート加入したのは2017シーズンから。
2021シーズンは後期リーグ終盤に腕の負傷で途中離脱しましたが、主力選手として前期リーグ、後期リーグ、コパ・リベルタドーレスとフル回転で活躍しました。
2021シーズンは公式戦31試合に出場。
ファブリツィオ・ヘルマン・アンジレッリ(Fabrizio German Angileri)
2019年リーベル・プレートに加入。
2021シーズンよりガジャルド監督からの信頼を勝ち取りレギューラーとして活躍しました。
リーベルでは左サイドのウィングバックとして起用され、3バックでも4バックの際もファーストチョイスとなってます。
海外からのオファーも届いているようですが、左サイドバックは手薄なので補強も含めてリーベルの動向に注目です。
ファブリツィオ・アンジレッリ ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/caリーベル・プレート選手%E3%80%80-ファブリツィオ・ヘ/
ニコラス・デ・ラ・クルス(Nicolás De La Cruz)
ウルグアイ代表の攻撃的ミッドフィルダー。各年代のウルグアイ代表に選ばれており、ヨーロッパのビッククラブも注目している選手。
前期リーグはレギュラーとして出場してましたが、後期リーグは怪我もありわずか11試合の出場にとどまってます。
ホルヘ・カラスカル(Jorge Carrascal)
コロンビアのネイマールことカラスカル。ニックネームの通り抜群のテクニックを誇ってます。
ただリーベルに加入後3シーズン経っていますが、レギュラーポジションを獲得するまでには至っていません。プレーにムラがあるのか、技術があるがゆえにプレー強度が低いのか・・・
いずれにしろガジャルドのファーストチョイスではないようです。
フェデリコ・ジロッティ(Federico Girotti)
リーベルの下部組織出身。これからリーベルの点取り屋として成長が期待される大型フォワード。
2021シーズンリーグ戦出場は14試合1ゴール。
フェデリコ・ジロッティ ↓
https://sergio-angel-makiblog.com/リーベル・プレート%E3%80%80生え抜き若手fw-フェデリコ/
引退選手
レオナルド・ポンシオ(Leonardo Ponzio)
名門ニューウェルス・オールドボーイズ出身。サビオラ世代で2001FIFAワールドユース優勝メンバー。
ヨーロッパでは主にスペインのサラゴサで活躍。リーベル・プレートでの在籍期間は11シーズン。
獲得したタイトルは17。これはリーベル・プレートの歴史の中で最多の記録です。
2021シーズンをもって引退を発表しました。
サビオラ世代といえば、ニューウェルス・オールドボーイズ所属のマキシ・ロドリゲスも引退を発表しました。
ヘルマン・ルクス(German Lux)
リーベルの控えゴールキーパーのヘルマン・ルクスも引退します。
ルクスは、リーベル生え抜き選手で2001年のFIFAワールドユース選手権、2004年アテネオリンピックの正ゴールキーパーでした。
最後に
2021シーズンは、若手とベテランが上手く融合し、リーグ優勝というよい形で締めくくることができました。
ガジャルド監督も契約を1年更新し、2022年の最大の目標はコパ・リベルタドーレスの獲得だと思います。
全タイトルを獲得してもらいたいところですが、その為に主力選手を引き止めてもらい補強を的確に行えば、全タイトル獲得も夢ではないと感じます。
そのぐらい今のチームは充実していると思います。
しかし、リーベル・プレートは、アルゼンチンのビッククラブとはいえ選手輸出クラブという立場は昔も今も変わらなので、まずは年明けの移籍動向に注目です。
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