MLSリーグ2021 得点王【バレンティン・カステジャーノスValentín Castellanos】紹介

アルゼンチンサッカー

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2021シーズンのMLSリーグは”シティーグループ”のニューヨーク・シティーFCが優勝しました。

創立わずか6年での優勝達成です。

ニューヨーク・シティーFCの10番で主力選手だったのは”マキシミリアーノ・モラレス”

ラシン・クルブ出身で2007FIFAU20ワールドカップの優勝メンバーでシルバーブーツを獲得するなど活躍した選手です。

もう一人、ニューヨーク・シティーFCで活躍したのがバレンティンカステジャーノス

今回は、2021シーズンMLSリーグ得点王で2022シーズンの移籍市場で注目されているバレンティンカステジャーノスを紹介します。

 

バレンティン・カステジャーノス(Valentín Castellanos)

プロフィール

生年月日:1998年10月3日

出身:アルゼンチン メンドーサ州

身長:178cm

利き足:右足

ポジション:FW

ニックネーム:”Taty”(タティー)

プレースタイル

クン・アグエロを彷彿させるようなプレースタオル。

胴長短足でどっしりとしていていかにも足腰が強そうな体型をしてます。

経歴

 メンドーサ州出身のカステジャーノスは、8歳の時に1978アルゼンチンワールド杯優勝メンバーのレオポルド・ルケが開催したサッカー教室でその才能が注目されます。

キャリアのスタートは地元の“クラブ・ムリアルド(Club Murialdo)”で、15歳の時にメンドーサリーグでデビューします。

時を同じく、15歳の時にリーベル・プレートの入団テストを受けたようですが、最終的に入団するまでには至らなかったようです。

その後、カステジャーノスはアンデス山脈を超えチリの名門ウニベルシダ・デ・チレに入団します。

2016〜2017在籍しますが、書類の不備などもありほとんど試合出場の機会が与えられませんでした。

転機になったのは、シティーグループ傘下に入ったウルグアイのモンテビデオ・シティー(旧トルケ)に加入してから。

加入したのは2018シーズン。加入当時チームは2部でしたがカステジャーノスは30試合に出場し5ゴールをあげ1部リーグ昇格に貢献します。

 

カステジャーノスの活躍に注目したのが、同じシティーグループでMLS所属のニューヨーク・シティーFCの元監督ドメネク・トレンテ(11年間グアルディオラのアシスタントコーチとして活躍)でした。

 

ニューヨーク・シティーFCに加入したのが2019シーズンから。

加入初年度は、公式戦37試合に出場し11ゴールを記録。

ニューヨーク・シティーFCでの活躍もあり、U23アルゼンチン元代表監督のフェルナンド・バティスタから招集の声がかかります。

2020年コロンビアで行われた東京オリンピック出場を決めるプレオリンピコではレギュラーとして6試合に出場。

残念ながら2021年の東京オリンピックは来日しませんでした。

ニューヨーク・シティーFCでの2020シーズンは公式戦29試合に出場し7得点。

そして2021シーズンは、公式戦37試合に出場し22得点8アシストと爆発しリーグ優勝に貢献するとともに得点王を獲得します。

 

グアルディオラカステジャーノスの才能を高く評価しているようで

“次は、ヨーロッパでも活躍できるだろう”

と語っています。

ニューヨーク・シティーFCとの契約は2025年12月迄。カステジャーノスが2022シーズン移籍していくのであれば、最低でも1500万ドル(約17億円)の移籍金が必要と言われてます。

 

カステジャーノス自身はMLSでのサイクルは終了したと考えており、選手としてより成長を望んでいるためヨーロッパを中心に移籍を希望しているようです。

獲得に名乗りを上げていると報道されているのが、ブラジルのパルメイラス、トルコのガラタサライ、イタリアのカリアリ、オランダのフェイエノールト、ベルギーのアンデルヒトなど。

そういった報道が出ている中で、アルゼンチン国内のクラブからリーベル・プレートへの移籍話も取り上げられてます。

カステジャーノスもリーベル・プレートに加入することで成長できるだろうと考えているようで

“世界でも最も優れた監督の一人であるガジャルドの元でプレーできる”

“全てのコンペティション(リーグ戦、カップ戦、コパ・リベルタドーレス)で戦えることで経験が積める”

“国内リーグで活躍することでアルゼンチン代表への窓口も近くなる”

などリーベル・プレートに加入するメリットを挙げています。

 

リーベル・プレート加入する場合は現実的にみて、フリアン・アルバレスが移籍した時だけではないでしょうか。

フリアン・アルバレスの移籍金でカステジャーノスを獲得するといったパターンだと思います。

最後に

 カステジャーノスは間違いなく2022シーズン移籍していくでしょう。

ニューヨーク・シティーFCは今が売り時と考えているようですし、カステジャーノスも移籍を希望してます。

MLSで実績を残したカステジャーノスが次のステージでどこまで活躍できるか楽しみです!!

追記:2022/8/23

2022-2023シーズンはラ・リーガことスペインリーグ所属のジローナFCに加入でした。

レンタル移籍で契約期間は1年(2023年6月30日迄)

リーベル・プレートがずっと注目していて、フリアン・アルバレスが移籍したタイミングで加入かと思っていたのですが、ニューヨーク・シティーFCは同じシティーグループのジローナFCと上手く交渉したようです。

次のステップに進んだカステジャーノス

リーガで結果を残しさらに飛躍してもらいたいものです。

 

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