Hola!
こんにちは!
ラ・リーガ スペインリーグから1つ。
前節(8節)よりセルタ・デ・ビーゴの監督が代わりました。
新監督はアルゼンチン人のEduardo Coudet(エドゥアルド・コウデ)です。
“チャッチョ・コウデ“をご存知の方はかなりのアルゼンチンマニア。
地味な選手で日本ではほとんで知られていないと思いますが、監督としては優秀なようで若くして南米では結果を残しています。
▼Eduardo German Coudet(エドゥアルド・ヘルマン・コウデ)
1974年生まれ
生まれはブエノスアイレスですが、ロサリオ・セントラルで活躍し、リーベル・プレートへ移籍。
この時代で、一緒のチームメイトだったのが、アイマール、サビオラ、ダレッサンドロ、カンビアッソ、デミチェリスなどです。
この頃のアルゼンチンリーグはJスポーツで週1回放送しいていたのでよく覚えています。
当時の監督はラモン・ディアスで、ライバルのボカの監督はビアンチ。
ボカにはリケルメがいて、互いのチームにスター候補生がゴロゴロいてワクワクして観ていたものです。
“チャッチョ・コウデ“は献身的な中盤の選手で、代表クラスではないがチームには欠かせない存在だったような印象。
セルタ・デ・ビーゴでも1シーズンプレー(2002年)し9試合に出場していますが選手としては成功したとは言えないでしょうか。(ちなみにこのシーズンはセレッソ大阪のロティーナが監督でした)
その後リーベル・プレートに復帰し色々なクラブを渡り歩き、2011年に引退。
▼監督
監督業は2015年ロサリオ・セントラルからスタートさせ、2019シーズンには名門ラシン・クラブを引いてリーグ優勝に導いてます。
ラシン・クラブを退任後、ブラジルのインテルナショナルの監督に就任(2019年12月)。所属リーグでは20試合消化時点で首位に立っていたのですが、よほど条件がよかったのかシーズン途中にも関わらずセルタ・デ・ビーゴの監督に就任してしまいました。
11節のグラナダ戦で初めてベンチに入り指揮をとり3-1で勝利。
順位こそまだ18位ですが、試合は終始ゲームを支配し、内容のある勝利でした。
チアゴ・アスパスを中心にベテランのノリート、ウーゴ・マージョや若手のサンティ・ミナ、ブライスメンデス、デニス・スアレス、そしてディフェンス陣には南米勢が構えていて、メンバー構成もバランスがいいので今後の巻き返しに期待大です!!
南米で結果を残しヨーロッパにやってきた“チャッチョ・コウデ“ですが、すでに成功を収めているシメオネやポチェッティーノの後に続いてもらいたいところです。
▼追記:2021/5/24
セルタ・デ・ビーゴのリーガ最終順位は8位。
14勝11分13負 55得点57失点という結果でした
11節から指揮をとったチャッチョ・コウデは、11節〜16節まで負けなしの5勝1分けで好スタートをきると最終的に13勝8敗7分という好成績で、途中就任としては十分な結果を残したのではないでしょうか。絶対的エースのチアゴ・アスパスのパフォーマンスよってチーム力に差が出てましたが、ボールを大事に繋いで攻めるというスタイルは観ていて楽しいサッカーでした。
ベテランと若手そして外国人とバランスよく構成された今シーズンでしたが、来シーズンは戦力を上積みしてもらいさらに攻撃的なサッカーを楽しみにしてます。
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